マッカーサーの呪い
永久革命の種

今なおアメリカの罠に嵌まったままの日本

青柳 武彦 著 2017.12.18 発行
ISBN 978-4-8024-0049-7 C0021 四六並製 272ページ 定価 1760円(本体 1600円)

内容紹介

マッカーサーの呪い 永久革命の種

現実の脅威に目をつぶり、一字一句変えない全員自殺願望の現憲法。
防衛目的を果たせない自衛隊関連法。
GDP1%枠という理不尽な防衛予算決定。
自国への誇りを失い国民を萎縮させる教育。
立ち遅れる科学技術。戦争=悪の偏向メディア。

大東亜戦争においては、ルーズベルト大統領が日本を戦争に引きずり込んだ。
終戦後はマッカーサーが、『永久革命の種』、すなわちWGIPを通じて日本人に呪いをかけた。
そのマッカーサーの呪いはいまだに生きていて、現在の日本に多大なる悪影響を及ぼしている。
もちろん、七十余年もの長期間にわたってその『永久革命の種』を発芽させ、繁茂させて来た第一義的な責任は日本人にある。
今こそ、日本人はその催眠術から目覚めて、民族の誇りを取り戻さなくてはいけない。



目次


はじめに

第一部 『永久革命の種』の淵源
第一章 『永久革命の種』
 第一節 江藤淳の 『永久革命の種』
 第二節 何故、日本人はWGIPの虚構を七十余年も信じたのか
第二章 『永久革命の種』の淵源、WGIP
 第一節 歴史改竄による洗脳計画
 第二節 周到なWGIP策定準備
 第三節 軍国主義者が悪かった?
 第四節 極秘命令による言論統制
第三章 堕ちた偶像、マッカーサー元帥
 第一節 人物概要
 第二節 日本壊滅作戦を主張
 第三節 復讐心で推進された日本占領政策
 第四節 日本人を憎み日本文化を蔑んだマッカーサー
 第五節 日本人十二歳説

第二部 現代に生きるマッカーサーの呪い
第一章 『永久革命の種』と日本人の特性
第二章 あまりにも不毛な改憲論議
 第一節 天皇陛下の処遇と憲法
 第二節 憲法策定
 第三節 自衛権の憲法上の位置づけ
 第四節 改憲論議
第三章 欠陥だらけの安保法制と自衛隊
 第一節 制度上の構造的欠陥
 第二節 米国は日本を護ってくれるとは限らない
第四章 稲田大臣辞任事件
 第一節 警察組織では国防目的達成は不可能
 第二節 本来ならば日報は軍事機密
 第三節 PKO
第五章 亡国の日本学術会議
 第一節 軍事研究拒否と科学技術研究の失速
 第二節 デュアル・ユース
 第三節 研究開発に積極果敢な投資を
第六章 国民を委縮させる教育
 第一節 日教組の偏向教育
 第二節 教科書問題
第七章 主要国の軍事費

おわりに