私も「忘れられない猫」(大阪府 小学生女子 12才)
おさんは、私も忘れられなくなりました。本当はもっとおさんに愛情をそそいで天国へ行かせてあげたかったです。だから、私は今、空にむかって、「おさ〜ん」とつぶやきました。


天国でがんばってね (アヤさん 女性)
おさんは、人になれなく、かわいそうな猫と思いました。 マックとチロは、親でありながら、おさんに一つも教えないでいましたけど、本当はどう思ってたか分かりません。最後、一匹だけの子どもを産み、幸せかと思ったら、すぐ、野犬にその子が襲われ、皮を引き裂かれても(T^T)クゥー命がけでその子を取り返したけれど、死んでいるのか生きているのか分からない状態で、それを読んで、涙が出てきました。こんな猫がもう出なければいいです。おさん、天国で頑張ってね。


命の輝きを観じた (大阪府 主婦 41才)
表紙の絵がたまらなく胸にしみます。読み終わっても言葉にならない胸の重み……。鈴木さんにもおさん自身にも誰にも「どうすることもできない」ことってあるのですね。天が「そういうふうに」創ってしまったのでしょうか? ただありのままを受け入れる、我々動物(というより地球上の生き物全て)は本来そういうものなのかも知れません。現に子供のために命を張ったおさんは、その本能のままに動いた悲惨な結果でしたが、命の輝きその刹那に観じたような気がします。