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■ ハート出版の教育書 ■ よみがえった家族の絆 悔いのない親子の関係を求めた人々の記録 富田富士也 著 1994.02.04 発行 ISBN 4-89295-033-5 C0037 四六上製・405頁・定価 2670円(本体 2427円) |
内容紹介 |
傷つき、悲しむ中から、一番大切な何かがきっと見えてくる。 登校・就職拒否する子どもたち。彼らがのぞんでいたものは、 家族の絆だった。 引きこもる子どもたちとその家族の絆をメインテーマに、子どもたちがどう立ち直っていくかを描く。その時家族はどうすべきか、子どもとの信頼関係を再び築くきっかけとなる手引き書。 |
目 次 |
プロローグ――人間関係は理屈通りにはいきませんでした 偏差値教育のエリートが人間関係の「落ちこぼれ」へと 「折り合い」できず引きこもる若者たち
第1章 仕切り直す思いを翼に乗せて ■よみがえった家族の絆 会話のない生活には耐えられません 個性が孤性とは気づかなかった 人間関係からの安全地帯は勉強だった 個室人間にしたまま見殺しにする気か ■高校中退・中学浪人を生きる若者たち 本音は学歴を求めてる 肥大化する挫折体験 「しっかりしろ、がんばれ、がまんしろ」と言われ続けた若者 ■誰一人悪い子で生まれてきた子はいない 「いつまでも若いな」と言われて 励ます言葉が傷つける刃に 「恥を知れ」と言われ 「ボロ」と呼ばれて ■傷ついても信じないより信じている方がいい 「ネクラ野郎!」 ■還る家があるから旅立てる子どもたち 登校拒否でも普通の中学生 素直な自分はどこへ ■優しさ探しに漂流する子どもたち ■世代を越えてふれあいに戸惑う人々と 職場の人間関係の複雑さが最大のストレスに プライド挫折症候群 ふれあえない症候群 症状には必ず意味がある 期待したい温かい声かけ ■ 生き直しのチャンスをキャンプに賭けて 優しさ探しの旅 大切なのは仕切直しのチャンス 折り合いの人間関係に乾杯
第2章 悔いのない親子関係の関わりを求めて ■ 親にとって登校拒否とは なぜ、うちの子が 主人の「今日、行ったか」におびえて 登校拒否は生き方の先触れ ■「引きこもり」文化の中の登校・就職拒否Q&A 帰属の場を見失い引きこもる18歳 置き去り感に焦る浪人生 27歳、自立に戸惑い離職 20歳を迎える「登校拒否その後の子」 ■突然おとずれた父親の出番 息子に“人間拒否”された父親の悔恨 母親だけでは解決できず 人間関係で絡まった糸は人間関係でしか解けない ■確執を越える父と子 「意気地なし」と言われて 裏切らなかったお父さんを返して 親の神通力 気づかって叱ってほしい 父親の登場は100人のカウンセラーにも優る ■エリート・サラリーマンが父親の“落ちこぼれ”に 仕事に打ち込んだ結果が 自分の無力さに呻吟する父親 私は父親失格なのだろうか ■素直な気持ちを出せない“闇将軍” 職場が家庭に変わっていった ■「夫」であることを忘れていた“岡っ引き”の父親 息子や妻はどこへ 父親の前にお母さんの“夫”になって 「なぜ」と「どうして」に費やされた日々 ■親父の不始末で息子を死なせるわけにはいかない 友だちと遊ぶよりも父親がいい 「お父さん行かないで」 痛恨の“敗残の兵”
第3章 未知なる家族と私の出会い(おたよりから)
あてにならない学歴とは思いつつ 「問題を起こして父親をこまらせてやる」という息子に いっそ逃げ出したい「母親」の私 「親に愛されていない」と息子は言った わが子がなさけないです 手加減のない息子の暴力 家出を繰り返す娘を好きなようにさせていいのですか どうして汚れにこだわるの 人を受け入れきれない自分が情けない 学歴があっても友達ができないとつまらない 「使いものにならない人間」と言われたくない 僕はサイテーな人間です 自分がだめな人間でないことを証明したい 社会との接点をもって生きたい 情けない自分の心を満たそうとして過食に きっかけがほしい なんとかやっていけそうな気がして 「めめしい男」と言われ続けて 父が心配してくれている証がほしいの いちばん信用できないのは親 父の年金と母のパートに頼りながら ボーダーラインと診断されたか もうこんなのいやだ、友だちをつくろう もがいていたものが、スーッと抜けて 親が成長すれば子どもも成長する 24時間を子どもに返して 引きこもる弟は家族の宝物、負担のない待ち方で
第4章 子どもたちが拓く関係の未来へ ■悪いのは総体としての「大人」 風の子学園園長も私もあまり変わらない 親の究極のニーズ ■求められる「心の居場所」づくり 深刻なのは登校拒否より“人間拒否” 「登校拒否その後」と20代の“引きこもり” 「学校復帰」ではなく「同世代復帰」を ■フレンドスペースの嘆きと希望 寺子屋でありたい 「仕切り直し」の初土俵を踏む子どもたち 受容されるまえに「自立」のみを意識される年長の若者たち 地元の人々に迎え入れられるフレンドスペースをめざして ■子どもに学ぶ“響生”の世界 進路不安から解放された少年 大器晩成をめざして青年塾は燃える こころ響き合う「引きこもりホットライン」
エピローグ 子どもと共に家族の“絆”を深める10の鍵
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著者紹介 |
■ 富田富士也(とみた ふじや)■ 1954年、静岡県御前崎市出身。教育・心理カウンセラーとしてコミュニケーション不全に悩む青少年への相談活動を通じ、絡み合いの大切さを伝えている。「引きこもり」つづける子どもや若者、その親や家族の存在にいち早く光をあて、「治療的」でないカウンセリングの学びの場を全国的に広めている。総合労働研究所所員、千葉明徳短大幼児教育科客員教授、千葉大学教育学部非常勤講師等を経て現職となる。
■主な著書 |
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