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■ ドキュメンタル童話シリーズ犬編 


昔の「盲導犬」サブ

40年前、和尚さんの命を守った親子犬物語

「盲導犬」が日本に誕生するまえ、目のみえない人をたすける名犬がいた!

この本は、目のみえない住職の道案内をした柴犬親子のお話です。
愛犬に命をあずけて、住職は村の檀家さんたちの家をお参りします。
犬と人のこころの交流が、あたたかいまなざしで描かれています。
親子で、教室で、読める物語です。

小学校中学年以上向き


新居しげり 作・深見春夫 画 2002.10.10 発行  

ISBN 4-89295-279-6 C8093 A5上製・144頁・定価 1320円(本体 1200円)

 

内容紹介

昔の「盲導犬」サブ─児童書・童話・犬の本

舞台は昭和20年代後半。兵庫県の小さな村・福崎町のお寺の住職は、ちいさいころか ら目が悪く、年老いてついに、目が見えなくなってしまいました。
 そんなとき、飼い犬の柴犬サブが住職を助けたのです。
サブはちゃんとした訓練も受けてないのに、雨の日も風の日も住職を道案内し、檀家 さんのもとへ連れて行き、それはいつしか、村の名物ともなったのです。

 

 

目 次

 

 

      サブはお寺の犬


      サブが道案内


      雨の日のサブ

 

      サブ、村人にかわいがられる

 

      サブはいつも下駄の番

 

      サブ、新聞に載る

 

      サブ、体調を崩す

 

      ジョン、お供をする

 

      さよなら、ジョン

 

      あとがき

 

 

著者紹介

 新居しげり(あらい しげり) 

 

1967年、兵庫県生まれ。大学卒業後、高野山尼僧修道院修了。高等学校、養護学校勤務の後、退職。教員時代、兵庫県民俗芸能レッドデータブック調査員として活動。『ひょうごの民俗芸能』(神戸新聞総合出版センター)に調査報告が記載。神戸市在住。現在、嫁ぎ先のお寺の事務をしながら、子育て真っ最中。


 画家紹介・深見春夫(ふかみ はるお) 

 

イラストレーターとして単行本や雑誌にイラストを描くかたわら絵本を創作。創作絵本に『なつみかんのおへそ』(ベネッセコーポレーション)『あしにょきにょき』(岩崎書店)『そらとぶパン』(PHP研究所)などがある。

 

読者の声

 

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