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■ ハート出版 ■ ドクター・マッチーの I LOVE ME ・・・もっと自分を愛してあげて・・・ |
一瞬で自己変革ができる 禅宗のお坊さんから一念発起してハーバード大学で神学修士号、ペンシルバニア大学
なるほど! お金はいらない 毎日がハッピー 人生という遠足をエンジョイしようよ たまには自分にご褒美を 他人を羨むのは自分に対する冒涜です 悪口は貧乏神を招くんです 運勢好転の秘訣があるんです 日本をもっと楽しい国にしようよ 文化人類学者上田紀行さん推薦 町田宗鳳著 2004.10.16 発行 ISBN 4-89295-501-9 C0011 四六並製・240頁・定価 1430円(本体 1300円) |
はじめに |
でも、ちょっと考えてみてください。正直いって、あなたが本当に好きな人って、自分以外にいると思いますか? 自分のことを本当によく理解してくれて、とことん好きになってあげることができるのは、自分だけなのです。 誰よりも自分が大好きだなんて言うと、すごいエゴイストのように聞こえますが、じつはそうではないんです。自分がまず自分を心から愛してあげなきゃ、人をほんとうに愛することもできないと思います。 だって、人より少々出来が悪くても、自分を愛してあげることができるのは、自分しかいないじゃないですか。人は、ああのこうのと、すぐにあなたのことを批判します。 自分のことは棚に置いてでも、他人のこととなれば、ほんの小さな欠点も見逃しません。あなたの弱みにつけこんで、そこをチクリチクリと刺してきます。それが世間というものです。 悪口や陰口で傷ついているあなたを、せめてあなただけは、好きになってあげてください。自分がほんとうに好きなら、他人を押しのけても自分だけがいい目にあおうとすることもありません。そんなヤラシイ自分を、誰も好きになることができないからです。 ですから、自分のことをどんなときにも大好きでいられる人が、エゴイストであったり、わがままな人であったりすることは、まずあり得ないことです。自分が好きであることと、自分中心であることは、まるで水と油のように相容れないものなのです。 ほかならぬ自分自身から愛情を注ぎこまれると、それまで萎れかかっていた「私」という植物が、元気を取り戻します。やがて芽をふきだし、もう一度、花を咲かせます。自分を好きになってあげれば、自分のいちばんいいところが伸びはじめるのです。 この際、気前よく、自分を丸ごと好きになってあげてください。そうです。丸ごとですから、掃いて捨てるほどもある欠点もぜんぶ含めて、自分のことを好きになるのです。散々、世間に痛めつけられてきた自分への大盤振る舞いです。 世の中、とんでもなく不公平に出来ています。花形のスポーツ選手やタレントのように、すごい脚光を浴びて、しかも一年間に何億円というお金を稼いでいる人もいます。 その反対に、真面目にコツコツと、働けども働けども生活苦から逃れることができずに、使い古された雑巾のようになって、死んで行く人もいます。 光り輝くほど健康な人もいれば、生涯、病気に苦しむ人もいます。チビもいれば、ノッポもいます。デブもいれば、骨皮スジエモンもいます。人が振り返るほど美しい顔だちの人もいれば、その反対の人もいます。 とんでもなく不公平な世の中です。なんで全知全能の神さまが、こんな不公平な世界を創造してしまったのか、何かのまちがいではなかろうか、と思わず愚痴をこぼしたくなっても無理もありません。 じつは、わたしも、しょっちゅう、そんな愚痴をこぼしているオジサンの一人です。もう少し強運に生まれついていたなら、こんなにウダツの上がらない人生を歩む必要がなかっただろうに、と侘しく首をうなだれることがあります。 まあ、そんなときには、ワタシもバカだなあ〜、と自分のバカさ加減を正直に認めて、さっさとつまらない考えを、水洗トイレにでも流してしまってください。 どうせそんなに不公平で、辛い人生なら、何もかも打っちゃって、できるだけ楽しく生きることを考えたほうがいいんじゃないでしょうか。人は人、自分は自分。 世間の風がそんなに冷たいのなら、せめて自分が冷えきっている自分をしっかりと抱き締めて、温めてあげるべきです。自分にまで見放されてしまったら、寒風の中でブルブルと震えている自分が、あまりにかわいそうじゃないですか。 子供のときは学校でイジメがあるかもしれないけれど、大人になっても、職場でイジメを受けることは、結構あるものです。上司だけではありません。同僚や、ときには後輩からだって、ひどい仕打ちを受けることがあります。人間の世の中って、ほんとに生きにくくできています。 でも、もしかしたら、ひどい仕打ちをして見せている人こそが、人生の先生かもしれません。 人間の生き方にも、イロイロあるよね、というぐらいに思っておけばいいのです。きっと神さまの目から見れば、苦労する人生も、楽する人生も、ぜんぶ完全無欠の世界。 人間の目には不公平に見えていても、神さまの目から見れば、これほど平等な世界はないのです。不公平は人間の錯覚が生み出しているのです。 もう絶望の極みだという、そのどん底のところにまで、あまねく透明な光が差し込んでいるのです。その透明な光が見えないのは、わたしたちが心を閉ざしているためです。 ですから、どれだけ辛くとも、自分をいじめるのは、金輪際やめにしてください。それよりも、よく頑張っているねと自分をほめてあげてください。心に柔らかくて、暖かい光が差してきます。あきらめないでください。 第一、誰がほんとうに幸せなのか、外からはまったく分からないものです。幸福に見える人が、じつは物凄く不幸で、不幸に見えている人が、とんでもなく幸せだったということは、しょっちゅうあると思います。 その証拠に、幸せ度を測るモノサシというのは、世界中、捜しても売っていません。人間そっくりの動きをするロボットが開発される現代に、そんな単純な計器ぐらい、そろそろ発明されてもよさそうだと思って、このあいだ、東京の電気店街秋葉原の端から端まで歩いてみたのですが、やはり、そんな製品を売っている店は一軒もありませんでした。 ということは、自分で自分のことを世界一幸せ者だと、心の底から信じた者が勝ちなんです。他人の判定など、ごめん蒙ってください。 どうか今日から、自分のことをもっともっと、好きになってあげてください。そしたら、きっと不思議なことが起きますよ。それが何だか知りたいですか。では、お教えしましょう。 あなたがあなたを好きになった分だけ、まわりの人も、あなたを好きになります。 |
目 次 |
はじめに |
あとがき |
この本は、わたしの失敗体験に基づいて書かれています。失敗談を人に聞かせて何になるかと思われる読者もおられるでしょうけれども、失敗談こそがわたしの財産なのです。 |
著者紹介 |
■ 町田宗鳳(まちだ・そうほう) ■
魂の仲間づくりをめざす「風の集い」代表 |
読者の声 |
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