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人はなぜうまれいかに生きるのか
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■ 新装版・自分のための「霊学」のすすめ ■ 人はなぜ生まれいかに生きるのか スピリチュアルな生き方をもっと深く学ぶ本 江原啓之 著 初版 1995.01.21 新装版 2001.10.25 発行 ISBN 4-89295-497-7 C0014 四六並製・227頁・定価 1430円(本体 1300円) |
まえがき |
私は、決して特別な人間ではありません。ごくごく普通の生活をしている人間です。 霊能者というと特殊な人を想像するせいでしょうか、この私が霊能者というと世間の人は非常に珍しがります。 私は、現在、東京でスピリチュアリズム研究所を主宰し、心霊相談とヒーリングに携わっています。 あなたはヒーリングという言葉を聞いたことがありますか? 新しもの好きの人たちのあいだで広がりつつあるので、意味は知らなくても聞いたことぐらいあるかもしれません。 「ああ、フィリピンの心霊手術や手かざし治療のことね」 こう思ったあなた、ちょっと待ってください。 もちろん、それらもヒーリングとは相違ありません。しかし、ヒーリングの本当の意味はそれとちょっと違うのです。ヒーリングでは、霊を癒すこと、まさに霊能なのです。 たとえば、無痛の心霊手術などで跡形もなく病気を治したとしても、手かざしして重病を治したとしても、根本の原因が取り除かれない限り、また同じ病気、もしくは違う病気にかかる可能性が高い。 なぜでしょう? 霊の問題は自分の心の問題、霊(たましい)の問題だからなのです。そうです。「病は気から」という言葉の本当の意味は、「病は霊(たましい)から」なのです。ですから、病気を完全に治したいなら、霊を癒さなければならないのです。 では、どうすれば霊癒ができるのでしょう? ヒーリングを施す人を「ヒーラー」と言います。あなたに霊癒を施し、二度と病に倒れることがないように霊界の真実を教えることができる人、それがヒーラーなのです。 私はヒーラーです。しかし、現実は、心霊相談と講演が中心の毎日になり、ヒーリングは二の次になってしまっています。しかし、心霊相談による人生問題の指導も広義のヒーリングと考えれば、これもまたヒーラーの仕事かもしれません。 *本書は平成7年発売の「自分のための『霊学』のすすめ」の新装版です。 |
推薦の言葉 |
■ 推薦の言葉 ──────────────── 佐藤愛子 20年程ばかり前から私は、いわゆる超常現象というものに、度々遭遇し、好むと好まざるとに拘わらず、霊能者の方々と知り合いになりました。その方たちは確かに我々にはない神秘的な力の持ち主でしたが、私はそのすべてを信頼していたわけではありませんでした。 そのときは苦しまぎれに従ったものの、何の示唆も得られずに終わったこともあれば、心から敬服させられたこともあります。そしてその結果、霊能があってもそれを私利私欲に使っている霊能者のいうことは全面的に信じてはならないことがわかるようになりました。 江原啓之さんは私よりも四十年も年下の青年です。けれども、私は年上の人のように、江原さんに師事してきました。江原さんの濁りのない、終始一貫してま心のある、清澄な人格に触れると、この人のいうことならば、すべて疑わずに信じようという気になるのです。 霊能者の霊視が当たったか当たらなかったか、などということを問題にする前に、私たちにとって大切なことは、「それならばどう生きればいいのか」ということです。「それならば」というのは、「死者の世界を信じ、霊魂の存在を信じるならば、」という意味です。 それならばどう生きるべきか、ということをヌキにして、心霊現象に興味を持つことは無意味です。この書は、江原さんのはじめての著書ですが、この中にはそれが十分に説明されています。江原さんの一途な人間への愛がこの書には流れています。それがこの書の一番の価値だと思います。 |
目 次 |
第1部 私の心霊体験
1章 心霊現象に苦悩する日々 ■変わった子供 最初の霊的体験 他の子供たちのオーラで黒板が見えない! 霊視に泣かされる日々 母の死・予言 ■次第にエスカレートする心霊現象 人生でいちばん怖かった霊的体験 「心霊病」に侵される アルバイト先でもつぎつぎと心霊現象が! いつ、どこでも霊が見えてきた!
2章 霊能者への道 ■彷徨の日々 荘厳なる「光」のお告げ 寺坂先生との出会い 私の心霊現象の謎が解けた! シルバーバーチの霊訓 ■この世の「使命」を求めて 滝行で霊体質がプラスに転じた! ひもじさと孤独に泣きながら… 自分に懸ける 「この世の神」に教えられる
第2部 魂を救済する「心霊真説」
1章 生きる ■現世を生きるあなたへ ■死後なおあなたは生きる 霊は決して怖くない 「魂の緒」でつながれる肉体とオーラ 生前の行いが死後行く世界を決める 四つに分けられる死後の世界
2章 守護霊はあなたを見捨てない ■人はみな「落ちこぼれた天使」 ■守護霊の愛に見守られて 守護霊を構成する四つの霊 ■あなたの個性を左右する自然霊 高級霊と低級霊 低級霊に惑わされないために
3章 これが「霊障」の実態だ ■霊障とは何か ■除霊、浄霊の真実
4章 霊能者の在るべき姿 ■霊界の道具として生きる ■本当の霊能者を見きわめる
第3部 愛へのめざめ
第1章 苦しみあればこそ 第2章 あなたが世界を変える
抄録●心霊研究大国・英国に学ぶ |
著者紹介 |
■ 江原啓之(えはら ひろゆき) ■ スピリチュアル・カウンセラー。1964年東京生まれ。1989年、スピリチュアリズム研究所を設立。英国で学んだ学問としてのスピリチュアリズムを取り入れたカウンセリングを開始(現在は休止しています)。 著書に「人はなぜ生まれいかに生きるのか」(当社刊)ほか多数。監訳書に「天国の子供たちから」「 私はなぜスピリチュアリストとして生きるのか」(当社刊)がある。 |
読者の声 |
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