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誰でも好奇心さえあれば、
時間と空間を超えた異次元世界を
安全に探索できる――ヘミシンク

■　ヘミシンクの本　■

体外離脱するサラリーマン

ヘミシンクで“誰でもできる”不思議体験

「夢」が「体外離脱」への入り口だった！

ヘミシンク（Hemi-sync）技術とは？

ロバート・モンローが開発した音響技法で、左右の脳半球を同調させ、脳を「集中した全能状態」へと導き、人間の意識の覚醒状態から変性意識状態へもっていくことができるというもの。こうなると意識が肉体から離れた状態（体外離脱）も、さらには死者のとる意識も可能となり、死後の世界も自由に探索することができるという驚異的な手法。

「異次元」を旅するサラリーマン　とみなが 夢駆　著　2010.01.09　発行　　

ISBN 978-4-89295-666-9 C0011　四六上製・224頁・定価 1980円（本体 1800円）

僕は、どこにでもいるアラフォー（アラウンド40）世代の「普通」のサラリーマンです。どこにでもいる「普通」の会社員です。
ただ、ちょっと「普通」と違うところはというと…。僕の特技は、この本のタイトル通り、体外離脱することです。体外離脱サラリーマンです。これが本当の「脱サラ」です（笑）。
僕は『ヘミシンク』というツールを使い、脳のトレーニングを地道に続けて知覚を拡張したおかげで、体外離脱して、「普通の人」が見たり聞いたりできない、つまりいわゆる五感では得られない情報を受け取れるようになりました。
そして、「普通の人」には見たり感じたりすることができないような、物質的な肉体は持たないけれど確かに実在する、たくさんの「意識のエネルギー」の存在を知覚できるようになりました。

ヘミシンクとは、アメリカ人音響技術者のロバート・モンロー氏が開発した特殊音響技術です。これを聞いて「変性意識」と呼ばれる脳波の状態になると、知覚が拡張して体外離脱など不思議な体験ができたり、人によってはさまざまな能力が開花する場合もあります。
ヘミシンクで知覚が拡張した有名人に、元ＦＢＩ捜査官（本当は元ＣＩＡ職員）のジョー・マクモニーグル氏という人がいます。テレビ番組で、彼が行方不明になっている人の居場所を探し当てるというのをたまにやってましたから、ご覧になったことがある人も多いと思います。
『ホームレス中学生』で一躍人気者になったお笑い芸人コンビ『麒麟』・田村裕さんの、行方不明になっていた父親の居場所を見事発見したことで、一時期話題にもなりました。

僕は『ｍｉｘｉ』というＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーク・サービス）に加入しているのですが、会社から帰宅すると、ヘミシンクを使ってマイミクさん（ｍｉｘｉ内で「友達関係である」と相互に登録し合ったユーザー）たちのガイドさんや「過去生」を拝見し、その内容をｍｉｘｉの日記でレポートしています。
そしてこれまで、60人近いマイミクさんのガイドさんや過去生を拝見し、そのレポート日記を書いてきました。
マイミクさんは、あくまでネット上の友達ですし、僕のマイミクさんは実際に直接会ったことがない人たちがほとんどです。ですから、マイミクさんのガイドさんや過去生を拝見するとき、その方の個人情報はニックネーム（ハンドルネーム）と性別、だいたいの年齢くらいしか知りません。

「本当にそんなことできるの〜？」と疑問に思うでしょうね。かくいう僕も、始めたばかりの頃は正直半信半疑でした。

そもそも僕は、プロの霊能者ではなく普通のサラリーマンだし、ガイドさんや過去生を拝見することでお金をもらっているわけではないから責任が発生するわけでもない。だからまあ、はずれたときは、ごめんなさい、と謝ればいいや…と開き直ったのです。

そのかわりヘミシンクで得た情報は、そのまま正直にできるだけ全部日記に書こう…。そして、当ったとかはずれたとか小っちぇえこと（笑）にはこだわらず、客観的に、そしてできるだけ具体的に、ヘミシンクで得た情報の検証作業をしよう…。
そして、その検証作業を積み重ねながら、当っていたことも外れたことも、できるだけ詳細にレポートしていくうちに、ヘミシンクでうまく知覚するためのコツなども、だんだんつかめるようになるだろう。そして、この僕のｍｉｘｉの日記という「記録」が、いつの日か、僕のようにヘミシンクを始める人たちにとっても大きな財産になるかもしれない…。
つまり僕は、自分のヘミシンク体験を、「ヘミシンクによる、自分の脳を使った人体実験」と、位置づけることにしたのです。

今だから正直に言いますが、始めたばかりの頃は、マイミクさんの過去生を見るたびにおっかなびっくり、ドキドキの冷や汗タラタラものでした。
映像が見えたりガイドさんからのメッセージを受け取るたびに、ガイドさんたちに「今のメッセージや映像に対する僕の解釈は、合ってますか？　合ってますね？」と確認して、「大丈夫、合ってるよ〜」というゴーサインを非言語通信でもらってから次に進むという…、自分の脳の中で起こっている現象にもかかわらず、まさに「石橋を叩いて渡る」ようにヘミシンク映像を見たりガイドさんからのメッセージを受け取ったりしていったのです。

そしてヘミシンクを聞き終えた後、日記を書く前に、マイミクさんに「あなたのガイドさんから、こういうメッセージを受け取ったのですが…合ってますか？　大幅に外れてたりしませんか？」とメールで確認したり、僕がヘミシンクで得た情報が歴史的史実と合致しているかネットで調べてみたり…。
とにかく、そういう検証作業を確認できる範囲、調べられる範囲で、冷静に客観的に行なってきたのです。
そして検証作業を地道に積み重ねていくうちに、僕のヘミシンク体験は、次第に不安から自信へ、そして確信へと変わっていきました…。

ガイドさんが提示してくれた様々な情報やメッセージの解釈を、僕がちょっと誤ってしまうといった、小さなズレが生じたことが１、２回ほどありましたが、でも、解釈を大幅に間違えたり突拍子もない大ハズレをかましてしまったり…というようなことは、ほとんどありませんでした。
むしろ、ガイドさんから聞いたメッセージをマイミクさんに伝えると「そんなことまったく話していなかったのに、なんでそんなことわかるんですか〜？」とビックリされたことが何回もありました。
また、過去生を拝見しているときに一緒に見えた、その人が過去生で暮らしていたときの時代背景や、その国や土地の、その当時の文化･風俗に関する情報など、僕がまったく予備知識すら持ち合わせていなかったことについて、後でネットなどで調べてみたら、僕がヘミシンクで得た情報と歴史的史実が、見事に合致していた…ということもありました。

とにかく、検証作業で得られた結果に僕自身が驚いてしまう、といった体験の連続でした。
こうして地道な検証作業を積み重ねた結果、今や、プロの霊能者より正確かつ詳細に、その人の過去生を見ることができているところもあるのでは…と思っています。

それを科学的に証明しろと言われたら、それは無理です、と言うしかありませんが…。でももし、タイムマシンがあれば、「ほら〜！　僕がヘミシンクで得た情報は、やっぱり合ってるでしょ〜！」と言えると思いますね。

第１章　体外離脱サラリーマンの楽しい日常
　　僕は「体外離脱サラリーマン」
　　ヘミシンクで、誰でも持てる霊能力！

第２章　体外離脱するサラリーマン誕生!!
　　体外離脱経験者激増!?
　　ついに『ゲートウェイ』をゲットするも…
　　体外離脱を始めたワケは人事異動!?
　　そしてついに体外離脱する…
　　人類初！　夢の「ナゾ」を解き明かす!?
　　体外離脱は怖くない!!
　　そして『ゲートウェイ』へ…

第３章　友達のガイドさんと過去生を見る
　　体外離脱サラリーマン、覚醒する
　　いよいよマイミクさんの過去生拝見スタート!!
　　過去生拝見その１　初めての他人のガイド＆過去生拝見レポート
　　過去生拝見その２　出会いにはすべて意味がある!!
　　過去生拝見その３　ガイドさんはタヌキ!?
　　過去生拝見その４　有名画家登場!?
　　過去生拝見その５　戦争は人間の本能!?
　　過去生拝見その６　プレイボーイの平安貴族!?
　　過去生拝見その７　芸者に憧れたアメリカ軍兵士
　　過去生拝見その８　セクシーなガイドさん
　　過去生拝見その９　ドSなセクシーガイドさん!?
　　過去生拝見その10　原爆の傷跡
　　過去生拝見その11　女性の外見に騙されるな!?
　　過去生拝見その12　過去生は日本古来のスパイ!?
　　過去生拝見その13　朝鮮軍師のアイデア戦法!?
　　過去生拝見その14　醤油にすべてを注いだ男の生涯
　　過去生拝見その15　イギリス貴族の恋物語
　　過去生拝見その16　過去生の因業（カルマ）なんてない!?
　　過去生とは!?　そして輪廻転生とは!?

第４章　ヘミシンクで死者を天国に送る
　　ヘミシンクで禁煙、花粉症克服、そしてお金持ちに？
　　僕のレトリーバル体験
　　天国にいる母に会う

あとがきにかえて

■　とみなが夢駆（とみなが　むんく）　■

1970年代、造り酒屋がたくさんある雪国で生まれ、13歳から飲酒を始める。地元の高校を卒業後、東京都八王子市にある某私立大学の法学部法律学科に入学。なんとか４年で卒業し、現在は都内にある某大手出版社に勤務。
‘08年11月頃より、ヘミシンクCDによる脳のトレーニングを本格的に始め、体外離脱も50回以上体験。またその頃よりmixiも始め、自分のヘミシンク体験をmixiの日記に書くようになり、現在に至る。
美女と酒とグルメと阪神タイガースをこよなく愛する、自称「ヘミシンク界の貴公子」（笑）。

著者ブログ：体外離脱サラリーマン・とみなが夢駆のヘミシンク体験日記