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■ 絶滅の危機に瀕した鳥を守ろう! ■ カカポ 月の子どもニュージーランドの深い深い森の奥に昔から住んでいた鳥、カカポ。ユニークで愛嬌のある、飛ぶことを忘れてしまったオウムの一種。美しいイラストでカカポの生態、悲劇的な歴史を紹介。印税の一部はカカポを保護するための「カカポ基金」に提供されます。 小学校中学年以上向き うちだいずみ 著 さじ ちあき 画 1993.05.12 発行 ISBN 4-89295-190-0 C8093 A5上製・40頁・定価 1602円(本体 1456円) |
はじめに |
写真の鳥が、カカポ(和名フクロオオム)です。
もうどうすることもできないのでしょうか? それとも、まだできることはあるのではないでしょうか。 カカポは現在、ニュージーランドで手厚い保護を受けています。環境省をはじめ、民間企業、動物園、学者、一般市民などがさまざまな形で協力しあって、なんとかしてカカポを絶滅から救おうとしているのです。 訓練したイヌを使ってカカポを捜し出し、保護し、ネコやネズミのいない無人島にうつします。カカポが飢えることのないよう、リンゴやサツマイモ、トウモロコシなどを島のあちこちに置いておきます。道もないようなきつい山を1年中登ったり降りたりするので、レンジャーの人たちはみんなヒザを痛めてしまうそうです。それでも、かれらはもくもくと仕事を続けています。だれもがわかっているのです。今、できるかぎりのことをしなければ、カカポは永久にいなくなってしまうことを。 この本を読んでくれたみなさんがカカポという鳥を好きになってくれて、カカポと同じように危険にされされている動植物にいっそうの興味をもってくれるとうれしいです。わたしたちの気持ちを大きくふくらませてくれる自然がなくならないですむ道を、いっしょに考えてみてください。 うちだ いずみ |
著者紹介 |
■ うちだいずみ(内田 泉) ■
1964年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美術史学専攻卒。FMラジオ番組制作会社、編集プロダクション(株)フライ・コミュニケーションズを経て、現在フリーライター、記者、翻訳家。1990年に出会ったカカポに惹かれ、たくさんの人にカカポのことを知ってもらおうと同年『カカポ基金』を設立。多くの友人・知人に支えられ、現在に至る。
。 ■ 画家紹介・さじ ちあき(佐治千秋)■
1957年福井県生まれ。1983年武蔵野美術大学大学院卒業。以後、平面および立体イラストレーションを制作。現在、クリエイティブハウス「ラランチョ」所属。出版物に「ABC」「OPPOSITES」「CIRCUS」(フレーベル館)「元気ですか」(パルコ出版)がある。 |
ニュース |
2003.01.22 | 「カカポ」の絶滅救済計画を応援する(朝日新聞) |
読者の声 |
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