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■ ハート出版 精神世界の本 ■ SIGNALS シグナル 愛する者たちからのスピリチュアル・メッセージ 死んだ友からの伝言は、意外な方法でやってきた
ジョエル・ロスチャイルド著 田原さとり訳 2005.11.09 発行 ISBN 4-89295-524-8 C0011 四六並製・224頁・定価 1430円(本体 1300円) Joel Michael Rothschild:"SIGNALS" |
序章 |
一九九四年、今度はわたしの死期を一二ヶ月以内だろうと、医者たちは予測した。 現在すでに一九九九年であり、わたしはまだ生きていて、健康的である。わたしは、医者たちの予測以上を、生き延びている。皮肉なことに、わたしのかかった医者たちの中の二人よりも、長生きしている。 これまでの日々はわたしにとって、佳き日々であった。まるで二度目の人生を借り受けることができたような気分だ。しかし、わたしが生き延びているこの事実は、この物語のほんの一部にすぎない。このストーリーは、わたしの人生に起こったこと、つまりわたしが長生きできているということよりも、はるかに奇跡に近い、わたしの身に起こった信じられないようなことなのである。 死期を宣告されながらも生き続けているのは、わたしにとってまさに「期待していなかった、予期せぬ」ことでもあった。わたしは、現在、エイズ発病者の中での、特に長生きをし続けているサヴァイヴァーの一人だからだ。 しかし、これは最大の「予期していなかった出来事」ではない。つまり「末期のエイズ患者の長生きの記録」ではないのだ。それよりももっと衝撃的な精神的、霊的な気づきの話である。 この話は、完全なる真実である。だから、わたしは起こった出来事を忠実に書くことにした。 わたしのこの本に書かれている一連の体験、出来事は一九九四年六月一日に始まり、この本の出版で山場を迎える。 そして「実話」である以上、わたしの個人的な生活背景を切り離すことはできず、エイズ患者としての体験は、この本の出来事と密接に繋がっている。こうした実体験を書くことで、わたしの性格(疑り深い性格)は、いくらか変わったと思う。 ところで、映画『スター・トレック』では、The Vulcan Mind Probe(気持ちを読みとる機械)があり、ナタリー・ウッドの遺作『ブレインストーム』でもまた、興味深い場面が出てくる。それは、ある個人の感情や経験を別の個人へ移す実験計画、つまりこの計略によれば、ある一個人が、まったく別の人の人生を体験することを可能にする――というものだ。 実際に、これらのことが可能であったなら、わたしの体験を、読者のみなさんと分かち合えるのだが―― 映画のシーンはすばらしいファンタジー(想像の世界)だが、実際、別の人の体験を完全に理解することは不可能である。わたし達の学んだことのうち、かなり多くのことが、それらを受け入れ、理解されるためには、まず、体験されなくてはならない。わたし達のコミュニケーションの能力には限りがある。 特に、そのことを見たことも聞いたこともない人に状況を説明することは、むずかしいだろう。また「癒し=ヒーリング」や「成長」、「希望」といった抽象的かつ、かなり個人的な信念や考え(人によって異なるようなものの場合)については、さらに説明が困難になる。わたし達の日常生活を超えたところからやってくるシグナルや、形而上、抽象的なものとの(想像を超えたものとの)遭遇を説明するのは、ほとんど不可能にみえる。 これらを自分で体験する以前なら、わたし自身がこの本の読者であったとしても、「作者によってでっち上げられた、似たような空想の物語」としてかたづけていただろう。 読者であるみなさんも、わたしと同じような体験をされていないのなら、おそらく、これらのわたしに起こった出来事を疑うのではないかと思う。 しかし、信じてほしい。 ここに書かれている出来事によって、わたしの人生は大きく変わった。 わたしが抱いていた平和(平穏、やすらぎ)への価値観、物事の決定や覚悟、許しといった価値観が大きく変わったのである。 わたしの肉体は、エイズ治療の新薬と軌を一にして、快復してきたものの、死期を宣告されているときは、死は身近にあった。 しかし、身近に死を感じながらも、死後の生活、死後の世界のことについては、懐疑的であった。 その死への懐疑的な思いが、この世を超えた向こうからの奇跡的なシグナルと一連の出来事によって、ほぼ完全に、解かれたのだ。そして、わたしが以前抱いていたような古い不可知論(認識外あるいは経験外にあり、体験できないもの)的哲学よりも、この世(地球)とあの世(=天国)には、もっと何かがあるのだと思えるようになってきた。 この本が、真っ暗なトンネルの中にいる人に出口に向かう光となるならば、本望である。 ガラス瓶に半分の希望が入っている。 「半分しか入っていない」 のか、それとも、 「まだ、半分も残っている」 のか。半分しか入っていないのではなく、半分も残っている――という見方を、本書によってすることができるようになると信じている。 人生には挫折や絶望は付き物である。しかし、それらは新しい実りのための肥料であり、糧なのだ。 その実りが、この本なのである。 「序章」より抜粋 |
目 次 |
・編集者前書き |
著者紹介 |
■ ジョエル・ロスチャイルド(Joel Michael Rothschild) ■
ジョエル・ロスチャイルド氏は、長期間のエイズ・サバイバーのひとりである。彼は、フロリダ州マイアミ・ビーチで生まれ育った。フロリダ・アトランティック大学を卒業後、趣味でもあったボディビルを続け、それを生かしてジョージア州アトランタにスポーツ・ジムを開いた。これが即時に成功し、アーノルド・シュワルツネッガー、ブルース・スプリングスティーンなどのセレブレティ(著名人)を惹きつけた。アトランタで数年を過ごした後、彼はその居をロサンゼルスへと移した。以来、彼はそこに住み、彼の医師たちによる彼の死の予測を越えて、生き続けている。彼を診断した医師のうちの二人よりも長生きしている。彼は、エイズ運動家として活動し、いくつかのチャリティを支えボランティアで活動している。彼は、ガーデニング、体を動かすエクササイズ、そして、詩を書くことなどを趣味としている。
■ 翻訳者・田原さとり ■
高校卒業後、渡米。バーモント州 School for International Training で異文化に興味を持つ。その後、霊気、輪廻転生など幅広く精神世界に惹かれ、探究を続けている。 |
読者の声 |
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