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死後探索4 人類大進化への旅
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誰でも好奇心さえあれば、
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■ モンロー研究所のヘミシンク技術が可能にした ■ 死後探索4 人類大進化への旅
ついに「人類はどこから来てどこへ行くのか」が ヘミシンク(Hemi-sync)技術とは? ロバート・モンローが開発した音響技法で、左右の脳半球を同調させ、脳を「集中した全能状態」へと導き、人間の意識の覚醒状態から変性意識状態へもっていくことができるというもの。こうなると意識が肉体から離れた状態(体外離脱)も、さらには死者のとる意識も可能となり、死後の世界も自由に探索することができるという驚異的な手法。 ブルース・モーエン 著 坂本政道 監訳 塩ア麻彩子 翻訳 2008.01.28 発行 ISBN 9784892955754 C0011 448頁・定価 2090円(本体 1900円) |
プロローグより |
森に囲まれた小さな野原で、甘く柔らかな草を食べている鹿は、近くの木に隠れているハンターと現地ガイドに気づいていない。ガイドは低い小声でハンターを呼び寄せ、現地での狩りの仕方を実演してみせようとする。ガイドは小石を拾い、鹿が頭を上げて甘い草を噛みながらあたりを見回すのを見守る。鹿がまた草を食べるために頭を下げると、現地ガイドはすばやくその方向に近づいていって止まり、開けた野原に微動だにせずに立つ。鹿はまた頭を上げてあたりを見回すが、二〇メートルと離れていない場所に、白昼堂々と立ったまま静止しているガイドには気づかない。鹿がまた草を食べるために頭を下げると、ガイドはまたそっちへ歩み寄り、鹿が顔を上げてあたりを見回す直前に立ち止まる。このプロセスを何度か繰り返すと、現地ガイドは、手を伸ばせば鹿に触れるほど近くまで来ている。彼がそっと小石を投げると、それは何の害も与えずに鹿に当たって跳ね返る。次の瞬間、驚いた鹿は空中に跳び上がって着地するや、全速力で安全な森へ駆け込んでいく。 物質界を超えたところでの、我々人間の存在について探索し、この本に書いた材料を集めているとき、私はこの本で語られる物語をすでに知っているような気がした。やがて最終的に、そもそもの初めから私に近づいてきていたものが、突然その存在を現したのだ。 私は、二冊目の本『魂の救出』の原稿を仕上げようとしていたとき、三冊目の『純粋な無条件の愛』を書くには材料が足りないことを心配しだしていた。ある日、私がワードプロセッサーの前に座っていると、心配が湧いてきて、私が書こうとしていた考えを脇に押しやってしまった。私が著述家につきものの一時的な行き詰まりに悩んでいるうちに、なじみ深い存在が私の意識に入って来た。それはボブ(ロバートの愛称)・モンローだった。彼は一年半前に亡くなってから、頻繁に私を訪ねて来ていたのだ。一九五〇年代の後半に、彼は自然に体外離脱体験(OBE)をするようになった。彼は初めのうち、これは自分が死にかけているか、気が狂いかけている証拠ではないかと恐れていた。やがて恐怖が薄らぎ、好奇心がそれに取って代わると、ボブは自分が見出した非物質的な世界を探索し始めた。彼は自分の経験についての本を三冊書いたが、その最後の一冊が『究極の旅(Ultimate Journey)』(邦訳 日本教文社刊)だ。この本の大部分は、モンローが行なった死後世界の探索についての記述が占めている。その探索から、死後世界の探索を教えるモンロー研のプログラム、「ライフライン」が誕生したのだった。 私がそこに座って自分の問題について熟考していたとき、ボブの声が頭の中に流れ込んでくるのを感じた。 「きみの不要な心配は、今取り組んでいる作業の邪魔になっているよ、ブルース」と彼が言うのが感じられた。 「不要な心配?」私は頭の中で答えた。「まるごと一冊の本を仕上げるのに、充分な材料があるかどうか確信が持てなくて、どうしたらいいかわからないんですよ」 「まず手始めに、そのことを心配するのをやめたらいいよ」と彼は答えた。 「でも、何かできないかと」 「心配するのをやめたらいいよ。それがきみにできることさ! その心配がきみの書いているものを邪魔しているよ」 「でも、もっと材料を集めるにはどうしたらいいんでしょう?」 「ただ二冊目の本を書き上げるんだ」ボブは強い調子で言った。「次の本の材料が足りないことは、問題にはならないだろう」 「それはけっこう!」私は心の中で叫ぶように返事をした。「でも、自分の財政状況についても心配なんですよ。五ヶ月前にフルタイムで執筆を始めてから、私は有給の仕事をしていないんです。一冊目の印税の前金も、自分の貯金もみな、あと二ヶ月くらいで底をつくでしょう。次の本が仕上がらないうちに、またエンジニアとしてのフルタイムの仕事に戻って、執筆は中断せざるをえないんじゃないかと心配なんです」 「それについても心配するな!」とボブは言い返してきた。「それについても、ちゃんと対策が用意してあるから」 「本当に? 何が起こるんですか?」 「それが起こったらわかるさ」 「出費をまかなうだけの収入を確保するために、私にできることは何かあるんですか?」と私は訊いたが、ボブが事前に手持ちのカードを見せるような人間ではないことも承知していた。 「ああ、できることはあるよ」と彼は答えた。「そのことすべてについて、心配をやめて、二冊目を書き上げることさ!」そう言い残すと、ボブの存在は私の頭の中から去っていった。そして私はワードプロセッサーに向かったまま、まだ心配していた。それから四ヶ月後のこと、非常に気前のよい予想外の贈り物によって、私は二度目のエクスプロレーション27プログラムに参加できることになった。それが、三冊目の本を書くのに充分以上の材料を与えてくれたのだった。 ボブの訪問から三日後のこと、デニーズからEメールが届いた。デニーズとは、私が初めて参加したモンロー研のエクスプロレーション27プログラムのときに会ってから、もう半年も連絡を取っていなかった。私の三冊目の本『純粋な無条件の愛』をお読みになった方なら、デニーズはいくつかの章に登場していたので、すでに彼女をご存じだろう。デニーズはそのEメールで、フォーカス27をさらに探索したいが、一緒に探索をする気はないか、と私に尋ねてきた。それこそが、あなたが今お読みになっている本書の材料の出所となる、探索の旅の始まりだったのだ。 デニーズと私が、物質界を超越した世界での人間存在という「草原」の草を食べていくために利用したテクニックは、「共同探索(partnered exploring)」と呼ばれるものだ。私がこのテクニックを教わったのは、探索の初期に教師を務めてくれた、友人でもあるレベッカからだった。「共同探索」は高度なテクニックで、少なくともふたりの生きている人間が、あらかじめ合意の上で、一緒に探索を行なうために非物質界で待ち合わせをする。物質界に戻った後、パートナーたちは各自の日誌に、お互いが非物質界で経験したことについて、思い出せるかぎりすべてを詳細に記録する。それから、お互いに相手の日誌を読んで、自分自身の経験が相手の記録に反映されているかを確かめるのだ。情報を収集すると共に、技術と自信を高めるテクニックでもある、共同探索の利点がここにある。経験が実証されると、探索者はこのうえなく勇気づけられるし、自分の経験がパートナーの記録に書かれているのを見れば、その経験がある程度実証されることになるのだから。 共同探索は、ふたりの探偵を犯罪の現場に送り込むのと少し似ている。ふたりはそれぞれ、自分の先入観を持って現場を観察する。それぞれが持つ期待、技術、信念、語彙、理想などがそこに影響するのだ。その探偵たちが別々に報告を書くとすれば、それを読む者は間違いなく、現場の記述や目撃者の談話の報告の中に、類似点と相違点があることに気づくはずだ。類似性は真実をよりはっきりと示すものであり、相違点はそれぞれの探偵が持つ先入観という要因を反映しているのだと考えられる。これが非物質界を共同探索することの本質なのだ。 私たちの共同探索でまず明らかになった類似点のひとつは、デニーズをかなり驚かせた。ボブ・モンローが毎回のセッションに参加したのだ。ボブの参加は、そのセッションに深い影響を与えた。死後の世界に住み始めてから、ボブは物質界で生きていたときよりも、はるかに広範囲の情報にアクセスできるようになっている。アメリカ大陸を初横断したルイスとクラークに同行したサカジャウィアのように、ボブは私たちの探検(それをデニーズは「出撃」と呼んだ)に現地ガイドとして付き添ってくれた。彼は現地の地勢や住民についてよく知っていたので、私たちが出撃のたびに持っていく質問に答えてくれる人々や場所に、私たちを連れていってくれた。 この本の材料を集めるために利用された共同探索セッションには、肉体的に生きている人間が五人も参加することがあった。みなそれぞれ、距離的に遠く、時差もある別々の都市に住んでいるので、日誌の記録の比較はEメールや電話で行なわれた。『人類大進化への旅』は、探索仲間の経験と声によって語られる物語だ。プライバシー保護のために、要望に応じて名前の一部を変えたほかは、『人類大進化への旅』は、物質界を超越した人間存在について、私が続けている探索をありのままに報告したものだ。『人類大進化への旅』は「死後探索シリーズ」の第四巻となる。 |
目 次 |
プロローグ |
著者紹介 |
■ ブルース・モーエン ■
ブルース・モーエンは、ファロン夫人と共にフロリダ州セーフティ・ハーバーで暮らしている。非物質的なものへの好奇心から、死後の世界の探索を開始し、その経験が「死後探索」シリーズで紹介されている。著作は「未知への旅立ち」「魂の救出」「純粋な無条件の愛」「人類大進化への旅」「死後探索マニュアル」の5冊。CDに「CD版死後探索マニュアル」「CD版死後探索マニュアル書籍セット」がある。1999年以来、世界中でワークショップを教え、好評を博している。 ■ 翻訳 塩ア麻彩子(しおざき まさこ) ■
1965年、群馬県生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程(英文学専攻)修了。翻訳家。訳書に、「未知への旅立ち」「魂の救出」「純粋な無条件の愛」「人類大進化への旅」「死後探索マニュアル」 (ブルース・モーエン著、ハート出版),「究極の旅」(ロバート・A・モンロー著、日本教文社)、「トールキン 指輪物語伝説」(デイヴィッド・デイ著、原書房)などがある。埼玉県さいたま市在住。 ■ 監修 坂本政道(さかもと まさみち) ■
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