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「臨死体験」を超える死後体験
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誰でも好奇心さえあれば、
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■ 「臨死体験」を超える ■ 死後体験 米国モンロー研究所のヘミシンク技術が死後の世界探訪を可能にした! 死後世界は「未知」から「既知」になった 「死ぬ瞬間」の著者E.キューブラー・ロスも体外離脱を体験した ヘミシンク(Hemi-sync)技術とは? ロバート・モンローが開発した音響技法で、左右の脳半球を同調させ、脳を「集中した全能状態」へと導き、人間の意識の覚醒状態から変性意識状態へもっていくことができるというもの。こうなると意識が肉体から離れた状態(体外離脱)も、さらには死者のとる意識も可能となり、死後の世界も自由に探索することができるという驚異的な手法。 坂本政道 著 2003.04.16 発行 ISBN 4-89295-478-0 C0011 四六上製・256頁・定価 1650円(本体 1500円) |
まえがき |
わたしの旅は死後の世界に対する猛烈な興味からはじまった。死の恐怖を解決するためと、10年ほど前に頻繁に体験した体外離脱がその後ろにあった。当時その旅がわたしをどこへ導いているのか、わたし自身気がつかなかった。 死後の世界への好奇心から、わたしは米国のモンロー研究所を頻繁に訪れるようになった。モンロー研究所ではヘミシンクという音響技法を用い、意識状態をいわゆる変性意識状態へ持っていくことで、死後の世界が体験できるといわれていたからだ。 変性意識状態とは、意識が覚性状態からずれた状態をいう。瞑想状態はその一例である。 ヘミシンク法はロバート・モンローが開発したものであり、これを使うと人間の意識状態を覚醒状態から変性意識状態へ持っていくことが可能である。また意識が肉体から離れた状態、いわゆる体外離脱状態を実現することも、さらには死者のとる意識状態へ導くことも可能だという。その段階では死者と会ったり、死後の世界を探索することが可能になるという。 わたしは死後の世界を探索するため、モンロー研究所を2001年以来、これまでに6回訪問した。そして、そこで行なわれる種々の体験プログラムに参加した。そこでは驚くべき体験がわたしを待っていたのである。死後の世界は謎ではなくなったのだ。 ところが旅はそこで終わらなかった。それだけにはとどまらなかった。自分がより大きな自己、トータル・セルフの一部であることを知ったのである。トータル・セルフとの邂逅をとげたのだ。すべてのことはわたしをここへ導くためのものだった。 このヘミシンク法を用いれば、おそらく誰でもわたしと同じように、死後の世界を体験し、自身のトータル・セルフに巡り会うことができるだろう。そのことは、いままでにモンロー研究所のプログラムに参加した多くの人たちが実証している。 モンロー研究所については、残念ながら日本ではほとんど知られていない。米国ではモンローの著作がベストセラーになった経緯もあり、知名度はかなり高い。『死ぬ瞬間』の著者のエリザベス・キューブラー・ロスも、モンロー研究所で体外離脱体験(体脱体験)をしたということだ。 本書を通して、モンロー研究所とそこで発見された価値ある知見が、広く日本の人たちの知るところとなり、さらには読者が自身のトータル・セルフとの邂逅をとげることができようになれば幸いである。 2002年11月 蓼科にて著者記す。 |
死後はあるか? |
人は死んだら、どうなるのだろうか? まったく無になるのか? それとも魂や霊というものが存在し、死後も何らかの形で存在しつづけるのか? 霊魂の住む世界、死後の世界というものがあり、各種の宗教の教えるように、そこには地獄や極楽、天国があるのか? 人類にとってこれは永遠の問いであり、また永遠の謎である。 過去数千年にわたり、さまざまな英知が死後の有無について議論してきたが、結論を見ずにきている。結論の出ない理由は明白だ。死後について知る適切な手段が、存在しないからである。死後の有無を調べる手段がない状態で、死後があるの、ないのと議論を重ねても、不毛の議論にならざるを得ない。 この状態はたとえてみれば、望遠鏡なしで大宇宙の神秘を議論しているようなものである。望遠鏡の発明がなかったならば、そしてガリレオが望遠鏡を月や木星に向けて観察することがなかったならば、われわれは未だに、天動説が正しいか地動説が正しいか議論していたかもしれない。まして銀河の存在や、太陽系がその一部であるなどという知識は得られなかっただろう。 死後の有無を調べる手段はないのだろうか? 宇宙の神秘を解明する望遠鏡にあたるものは存在しないのだろうか? 人は死を恐れる。 これは論理ではなく直感である。論理的に、これこれこうだから死が怖いのではない。無条件に怖いのである。これまた不思議なことだ。人はなぜ死を恐れるのだろうか? 死後のことが未知だからか? それとも、そこに暗黒の暗闇が待っていると魂が感じているからか? この疑問は最初の問いの答えと密接な関連があると思われる。 死後のことが明らかになれば、死の恐怖はなくなるのだろうか? 死後の有無についての長年の議論に終止符を打つには、死後について知る必要がある。はたして死後の有無を探る手段はあるのだろうか。宇宙の神秘を解明する望遠鏡に相当するものは、つまり死後を解明する画期的な手法はあるのだろうか。 ■ ヘミシンク法 臨死体験や体脱体験というのは、ごくわずかの人がたまたま体験したものである。また臨死体験談や体外離脱者の話はあくまでも体験した人の話であり、自分の体験ではない。ディズニーランドに行った人の体験談をいくら聞いていても、実際自分で体験するまでは、その真価はわからないだろう。死後の世界についても同様で他人の話を聞くのではなく、自分で直接体験することはできないのだろうか?これに対する答えはイエスである。可能なのだ。少なくとも、可能であると主張する研究機関がある。アメリカにあるモンロー・インスティテュート(本書ではモンロー研究所と呼ぶことにする)である。これは名前が示すようにロバート・モンローにより設立された非営利団体であり、変性意識状態の研究と啓蒙活動を目的としている。そこでは1週間の滞在型体験プログラムが用意され、ヘミシンクという音響技法を用いて一般の人が死後の世界だけではない、種々の変性意識状態を体験できるようにしている。 モンロー研によれば、死者のとる意識状態も体験でき、いわゆる死後の世界を探索できる。何種類かのプログラムがあるが、いままでに数千人の希望者により受講され 、膨大な量の体験内容がファイルされている。 |
目 次 |
はじめに
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モンロー研訪問の収穫 |
6度にわたるモンロー研の訪問で、得たことは多い。そのなかで一番の収穫は、自分は独りではなかったということ、ガイドたちが見守ってくれていた、ということを知ったことである。その存在を直接感ずることがなくても、常日ごろ、わたしのすぐそばで、じっと見守ってくれていた。こう知ることでなにかすごくほっとした。肩の荷が下りたような気がする。また自分が死んだら、ガイドたちが面倒見てくれると思うと、死に対して持っていた漠然とした恐怖が、かなり軽減した。 わたしは人間死んだらどうなるのかということに、子どものころから興味を抱いていた。それは死の恐怖に時々さいなまれたからである。死を思うと心が真っ暗になり、暗黒の闇のなかに突き落とされることがあった。そこは希望の2文字が、絶え果てる世界だった。 死というのは残酷なものである。死に直面した場合、たった独りで対峙しなければならない。誰も助けてくれないのだ。そして、たった独りで死んでいかなければならない。死以外の世間事は時間の経過が解決することもあるが、死はそうはいかない。時間はことを悪化させるだけである。死に直面した場合、問題の先送りはできない。 わたしは成長するにつれ、恐怖にさいなまれることはなくなったが、それでもいずれ死ぬときが来る。その際にまた死と対峙しなければならない。その前に何とか死の恐怖を解決できないものかと思ってはいた。 それがモンロー研を訪問することで、新たな展開をみることになった。 モンロー研で死後の世界を自分で体験し、そのさまざまな世界を直接把握することができた。死後は未知ではなくなったのだ。これだけでも死の恐怖はかなり減った。ここで、重要な点は、わたしは死後の世界について、誰かの話を聞いてそんなものかと理解したのではない。自分の直接体験で知ったという点だ。この違いは大きい。言ってみれば、幽霊を見た人の話をテレビで見て、「ふーんそんなもんかね」と茶の間で言ってるのと、その茶の間に幽霊が出てきて、ぞっとしたぐらいの差がある。 そしてガイドたち、トータル・セルフとの出会いである。ガイドたちが、常に見守ってくれていたことを知ったことは大きい。上述したように、それを知ることで得た安心感は大きい。 モンロー研ではさらに、いくつもの過去世の自分を知ることができた。自分は悠久の過去からずっと存続してきたことがわかった。肉体は滅んでも魂は永遠なのだ。魂という表現が正しいかどうかはわからない。自分の本質とか実体とか言ったほうが、正しいかもしれない。それが肉体とは独立して存在すること自体は、体外離脱体験を通して知っていた。が、自分が悠久の過去から輪廻を繰り返していたことを、直接体験を通して知ることはなかった。モンロー研はそれを可能にした。 それだけでない。わたしは家内といくつもの過去世で兄妹だったり、いいなずけだったり、夫婦だったりしたこともわかった。いわゆるソウル・メイト(魂の伴侶)である。死に別れたり、結婚できなかったりしたことが多かったので、いまの関係の持つ重さ、大切さが身にしみてわかる。家族に対しても同じ思いだ。袖振り合うも多生の縁。すべての出会いは偶然ではない。そこに過去からの強いつながりを感じるのである。 |
あとがき |
死後の世界への好奇心から、その探索という旅をはじめたとき、この旅がわたしを、どこへ導いて行くのか、わたしにはわからなかった。わたしはただひたすら、自分の嗅覚で道を探り当て、先へ進んでいると思っていた。 いま、トータル・セルフと巡り会うことができ、すべてはわたしをここへ導くためのものだったことが理解できた。わたしが10年ほど前に体外離脱体験を頻繁にしたのも、そのあと、体験の頻度が減ったのも、また、さまざまな不思議な夢を見たり体験をしたのも、みなガイドたちの仕組んだことだった。モンロー研に来てプログラムを受講し、最終的にトータル・セルフとの邂逅ができるように導いてくれたのだ。 わたしはガイドたちに感謝している。ガイドたちの導きがなかったなら、ここまで来ることはなかっただろう。またヘミシンクを開発し、モンロー研を設立したロバート・モンローに感謝する。彼の発明とその後の活動がなかったなら、わたしがトータル・セルフに会うことはなかった。 この本に書いたことを、にわかに信じる必要はない。たとえ信じたとしても、信じている状態と本当に知った状態とには、大きな違いがあることを理解していただきたい。信じているという段階は、まだ疑いのある状態なのである。たとえば、太陽を見てその存在を知っている人は、「わたしは太陽があると信じる」とは言わない。「わたしは太陽があることを知っている」と言う。 「信じている」段階から「知っている」段階へ移行するには、自分自身で体験する必要がある。太陽の例では太陽を見るという体験が不可欠だ。体験を通してのみ、未知は既知となる。 自分で体験しない限り、未知は既知とはならない。わたしの体験は、あなたにとってはあくまで参考程度にしかならない。これは水泳や車の運転技術を体得するのに似ている。他人がこれらを学ぶのをいくら見ていても、あるいは本を読んで理解しても、本人が練習しないことにはちっともうまくならない。 プールのど真ん中に放り込まれたら、おぼれるしかないし、高速道路を走行中に突然ハンドルを渡されても、事故るしかない。頭で理解していても役には立たないのだ。 死後の世界についてもトータル・セルフについても、この本を読んでこういうものかと頭で理解しても、死んだ際にあんまり役立たない。 死ぬ前に自分で体験し、既知とする必要がある。 水泳や運転を覚えるのに時間と練習が必要なように、死後の世界を探索し未知を既知とするには、努力が必要である。ただ努力は必ず報われることを、知っておくべきだろう。 モンロー研での体験を通して、わたしは死後の世界の存在を知った。また自身のトータル・セルフと会えた。死後の世界の存在は、明白な事実となった。またそこにある、さまざまな世界や、フォーカス の存在、ヘルパーやガイド、CIたちの存在も既知の事実となった。 これはなにもわたしに特殊な能力があったからではない。たしかに10年ほど前に体脱体験を頻繁にしたという経緯はあった。ただこれは、わたしをモンロー研へ導くためにガイドがしたことだと、いまでは理解している。わたしは、どんな人もヘミシンクを使って練習すれば、死後の世界を体験することが、できるようになると思う。さらにはガイドやヘルパーと交信することも可能になり、最終的にはトータル・セルフと会うことが可能だと思う。ただ何事も熱意と根気は必要である。 ヘミシンク・テープはモンロー研から購入可能だ。市販されているのはフォーカス21までだが、これらを使えば、ガイドとの交信はできる。市販されているテープのなかでゴーイング・ホーム・シリーズは、実はフォーカス27まで行くテープである。そう明記はされていないが。 わたしの場合、モンロー研に一度行くまでは、自宅でテープを聞いていても大した効果は得られなかった。いまから思えば、ガイドからのメッセージらしきものを得たことはある。 わたしがテープの本当の効果を知ったのは、モンロー研に行ってからだ。モンロー研に1週間缶詰めになり、外からの情報やら、世のなかの喧騒から隔離された山のなかにいて、心が浄化され広がっていくような気がした。そういう環境でテープを聞いて初めて、その真価を体験することができた。昔の修行者が、山の奥に入ったわけがわかったような気がした。そういう理由で、やはりモンロー研でプログラムを受講するのが、手っとり早いと思う。 この本を終えるにあたり、ひとつだけもう一度言っておきたいことがある。それはわたしは超能力者ではない、ごく普通の人間だということだ。そういう人でも好奇心と熱意さえあれば、死後の世界を探索し、未知を既知に変えることができる。 この本をきっかけとして、ひとりでも多くの人がモンロー研を訪れ、死後の世界を「知り」、自身のトータル・セルフと出会うことができれば幸せである。 |
参考文献 |
ロバート・モンロー |
著者紹介 |
■ 坂本政道(さかもと まさみち) ■
モンロー研究所公認レジデンシャル・ファシリテーター |
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