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死後探索1 未知への旅立ち
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誰でも好奇心さえあれば、
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■ モンロー研究所のヘミシンク技術が可能にした ■ 死後探索1 未知への旅立ち
明らかにされた超リアルな死後世界の実像 これは!?本当のことなのか!! ヘミシンク(Hemi-sync)技術とは? ロバート・モンローが開発した音響技法で、左右の脳半球を同調させ、脳を「集中した全能状態」へと導き、人間の意識の覚醒状態から変性意識状態へもっていくことができるというもの。こうなると意識が肉体から離れた状態(体外離脱)も、さらには死者のとる意識も可能となり、死後の世界も自由に探索することができるという驚異的な手法。 ブルース・モーエン 著 坂本政道 監訳 塩ア麻彩子 翻訳 2005.12.14 発行 ISBN 4-89295-528-0 C0011 400頁・定価 1650円(本体 1500円) |
プロローグより |
私はごく普通の人間に過ぎない。ただ、人間が死後どうなるのかということへの好奇心から、特異な体験をすることになった。私は臨死体験をしたこともなく、超常現象に遭遇して変わったわけでもない。超能力を持って生まれたわけでもない。もし私とあなたとの間に何か違いがあるとすれば、それは、私がすでに好奇心に導かれて死後の世界に何があるのかを探り、知るようになったということだけだ。 何世紀もの間、死後の世界について知ることはできないのだと言われてきた。しかし私は、自分の経験から、普通の人間でも好奇心さえあれば、死後の世界を探索できるようになるのだと確信するに至った。 人類のほとんど全員が、地球は平らだと信じていたのは、それほど昔のことではない。そう信じる人々は、あえて大海の彼方に乗り出そうとはしなかった。世界の縁を越えて、巨大な死の奈落に落ちてしまうのを恐れていたのだ。地球の真の姿は知られていなかった。 中には、地球は平らではなくてボールのように丸いのだと、真実を主張する者もあった。 しかし、ほとんどの者たちは、水平線の彼方に何が存在するのかを知らず、その時代に一般的だった信念を受け入れて、制約された人生を送った。 だが、真実を知りたいと望む者も少数ながら存在した。 そういう者たちは、好奇心に駆りたてられて水平線の彼方へ向かい、当時、安全だと信じられていた境界をはるかに越えていった。ヴァイキング、コロンブス、そのほかの無名の人たちが、彼方を目指して船出し、未知なる新世界と未知なる人々についての便りをもたらした。 その便りと地図とに勇気づけられて、別の者たちが探検の旅に出て知識を集めた。さらにほかの者たちが続いて探検し、地図を作り、移住者のために道を開くことになった。 今日の視点からすれば、沿岸部の航海だけに甘んじて暮らしていた、気の毒な人々の無知を笑うこともできるだろう。彼らが恐れていた世界の縁は、彼らの信念の中にしか存在しなかったことを、今の私たちは知っている。私たちは、水平線の彼方にあるものを恐れずに航海していくことができる。地球の真の姿を知ったことで、私たちはそういう自由を手に入れたのだ。 私たちの文化においては、まだほとんどの人が、生命の境界を越えて、この物質的な世界から死へと旅立つのを恐れている。とはいえ、誰しも、永遠にこの世にとどまり続けることはできない。私たちはみな、多くは不安と恐れを抱きつつ、死と呼ばれるこの世の果てに向かって船出せざるをえない。真実を知らないため、「現代的な」信念に固執する人々は、いまだに死の恐怖に怯えながら暮らしているのだ。 未来の人々が私たちの時代を振り返るとき、死を恐れて暮らさざるをえなかった私たちの無知を笑うに違いない。本書が、死の向こうにある「あの世」で人間が何を体験するのかという問題について、謎を解くための一助になればと願っている。 私は好奇心の導くままに、何度も航海に出て戻ってきた。そのたびに、自分の直接の体験を通して、新しい知識を持ち帰ってきたのだ。死はまったく恐ろしいものではないことを、私は発見した。 本書は、死後の世界を探索する「方法」について教えることを特に意図したものではない。 本書はむしろ、私の旅の航海日誌であり、私が描いた地図なのだ。本書から、羅針盤の方位や海図の座標、また、あなたが自分で旅するときに初めて出会う陸地についての情報も得られるかもしれない。知らず知らずのうちに自分自身のやり方ですでにこの旅をしたことがある、と気づく方もあるだろう。そうでない方々には、老水夫のたわごとにしか聞こえないかもしれない。 いずれにしても、あまりにも多くの人々が抱いている死の恐怖を取り除くために、本書がいくらかでも役立てばと願っている。 私が旅でたどった道は、もちろん私独自のものだ。それは、私が自分の育った文化や宗教などから身につけた、死後についてのあらゆる信念や先入観に彩られている。「死後探索シリーズ」は、私自身の体験と発見を記録するものだ。 私の言葉をそのまま受け取らずに、ご自分の船に乗って、ご自分で探索していただきたい。そして戻ってきたときに、あなたが見つけたものを興味を持つ人すべてに伝えていただきたい。 もっと大勢の人が死後の世界についての知識を手に入れ、自分が本当は誰なのか、何者なのかという問いに答えを見つけて、それを他人に伝えていくようになるのは、非常に重要なことだ。 そしてまた、自分の信念や物質的なこの世での生き方が、どれほど死後の世界での経験に影響するのかということを、もっと大勢の人が知るようになるのも非常に重要だ。 より多くの人が真実を知るようになれば、この世も死後の世界ももっと住みやすい世界になっていくはずだと、私は信じている。 最初に言ったとおり、私はごく普通の人間に過ぎない。もし私とあなたとの間に何か違いがあるとすれば、それは、私がすでに好奇心に導かれて死後の世界に何があるのかを知るようになったということだけだ。あなたも好奇心に従っていけば、死後の世界について自分自身の知識を手にすることができるだろう。そうすれば、あなたも知るようになるはずだ。 |
目 次 |
はしがき |
著者紹介 |
■ ブルース・モーエン ■
ブルース・モーエンは、ファロン夫人と共にフロリダ州セーフティ・ハーバーで暮らしている。非物質的なものへの好奇心から、死後の世界の探索を開始し、その経験が「死後探索」シリーズで紹介されている。著作は「未知への旅立ち」「魂の救出」「純粋な無条件の愛」「人類大進化への旅」「死後探索マニュアル」の5冊。CDに「CD版死後探索マニュアル」「CD版死後探索マニュアル書籍セット」がある。1999年以来、世界中でワークショップを教え、好評を博している。 ■ 翻訳 塩ア麻彩子(しおざき まさこ) ■
1965年、群馬県生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程(英文学専攻)修了。翻訳家。訳書に、「未知への旅立ち」「魂の救出」「純粋な無条件の愛」「人類大進化への旅」「死後探索マニュアル」(ブルース・モーエン著、ハート出版),「究極の旅」(ロバート・A・モンロー著、日本教文社)、「トールキン 指輪物語伝説」(デイヴィッド・デイ著、原書房)などがある。埼玉県さいたま市在住。 ■ 監修 坂本政道(さかもと まさみち) ■
モンロー研究所公認レジデンシャル・ファシリテーター |
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